映画かわら版
Title Index


1998年1月

ナッシング・トゥ・ルーズ
1998/01/30 ブエナ・ビスタ試写室
ティム・ロビンスとマーティン・ローレンス主演のコメディ映画。
甘ったるくていまいちパンチ不足だと思う。by K. Hattori

F〈エフ〉
1998/01/30 松竹第1試写室
結婚を目前にしたOLが、若いバレエ・ダンサーと恋をする……。
よくできた映画だが主演の羽田美智子が弱い。by K. Hattori

Looking For
1998/01/30 TCC試写室
特別ひどい映画になっていないのは、監督にやる気がないせい?
声優・國府田マリ子の映画主演デビュー作。by K. Hattori

ウィンター・ゲスト
1998/01/29 徳間ホール
俳優アラン・リックマンが舞台演出も担当した作品を映画化。
撮影監督の力量に感心させられた。by K. Hattori

ブラックアウト
1998/01/29 シネセゾン試写室
主演のマシュー・モディンが消えた恋人を探す恋のミステリー。
監督に構成力がないので全部がみえみえ。by K. Hattori

ガタカ
1998/01/29 ソニー・ピクチャーズ試写室
遺伝子操作と出産が強く結びついた近未来を舞台にしたSF映画。
テーマが今日的で、映画としてもよくできてます。by K. Hattori

ジャンク・フード
1998/01/28 ユニジャパン試写室
日本インディーズ映画界の巨匠・山本政志の最新作。
チーマーを演じた鬼丸がすごい。by K. Hattori

ミミ
1998/01/28 エース・ピクチャーズ試写室
母親の入院で伯母の家に預けられた少女ミミの孤独と恐怖。
グロテスクなフランス映画『カルネ』の姉妹篇。by K. Hattori

大安に仏滅!?
1998/01/28 東映第1試写室
『お日柄もよくご愁傷さま』の和泉聖治が撮った新作ホームドラマ。
欠陥住宅というテーマが腰砕けになった。by K. Hattori

アンナ・カレーニナ
1998/01/27 ヤマハホール(試写会)
トルストイの原作を、ソフィー・マルソー主演で映画化したアメリカ映画。
愛が壊れて行く描写には恐いほどのリアリティがある。by K. Hattori

オスカー・ワイルド
1998/01/27 日本ヘラルド映画試写室
小説家オスカー・ワイルドが男色の罪で投獄された実話を映画化。
ワイルドの恋人を演じたジュード・ロウに注目!by K. Hattori

D坂の殺人事件
1998/01/27 東映第1試写室
江戸川乱歩の原作を『屋根裏の散歩者』の実相寺昭雄が映画化。
びっくりするぐらい素晴らしい出来の映画です。by K. Hattori

真夜中のサバナ
1998/01/26 丸の内ピカデリー(試写会)
すいません、寝てしまいました。次回はちゃんと寝ないで観ます。
クリント・イーストウッドの最新作ですけどね……。by K. Hattori

ナイスガイ
1998/01/26 東宝東和試写室
戦う料理人という設定は、ライバック・シリーズのパクリかい?
ジャッキー・チェンがオーストラリアで大活躍。by K. Hattori

MIND GAME
1998/01/26 松竹第1試写室
多重人格の青年を治療しようとした男が、逆に精神を支配される。
俳優・田口浩正の映画監督デビュー作。by K. Hattori

だれも私を愛さない!
1998/01/23 TCC試写室
母と娘の難しい関係を描く、シリアスでコミカルなホームドラマ。
途中からずっと笑いっぱなしだった。by K. Hattori

長靴をはいた猫
1998/01/23 東映第1試写室
シャルル・ペローの童話を原作とした長編アニメーション映画。
昭和44年に製作された古典です。by K. Hattori

十二夜
1998/01/22 シネセゾン試写室
とにかく笑える。特にナイジェル・ホーソーンの熱演には大笑い。
シェイクスピア喜劇をトレバー・ナンが映画化。by K. Hattori

蛇の道
(へびのみち)
1998/01/22 徳間ホール
娘を殺された父親が犯人に復讐する話が、いつの間にか……。
人間の心の奥にある闇を掘り返すミステリー。by K. Hattori

ヤマトナデシコ
1998/01/22 東和映画試写室
愛人ときれいに別れたいと考えた女の子が昔の恋人に恋人役を依頼。
主人公の性格が好きになれず、楽しめなかった。by K. Hattori

らせん
1998/01/22 東宝第1試写室
傑作ホラー映画『リング』の続編だが、こちらは凡打だった。
原作の絵解きに終わって新味はない。by K. Hattori

トゥモロー・ネバー・ダイ
1998/01/21 日比谷映画(試写会)
第三次世界大戦をもくろむメディア王の陰謀にジェームズ・ボンドが挑む。
ピアーズ・ブロスナン主演の007シリーズ最新作。by K. Hattori

女は女である
1998/01/21 ユニジャパン試写室
ミュージカル・ファンを完全におちょくったミュージカル風コメディ。
やっぱりゴダールは僕の体質に合わない。by K. Hattori

アミスタッド
1998/01/21 UIP試写室
19世紀に実際に起きた奴隷船の反乱事件を描くスピルバーグ最新作。
重厚で脂ののりきった力強い演出ぶりに感激! by K. Hattori

裸足のトンカ
1998/01/20 徳間ホール
ジャン=ユーグ・アングラートが監督・脚本・主演したラブストーリー。
トンカを演じたパメラ・スーは現在彼の奥様です。by K. Hattori

ナヌムの家
1998/01/20 東和映画試写室
韓国の元従軍慰安婦たちの現在を描くドキュメンタリー。
誤解をもとに糾弾されても白けるぞ。by K. Hattori

エイリアン4
1998/01/19 よみうりホール(試写会)
前作で最後のエイリアンと共に死んだはずのリプリーがなぜ復活したの?
じつはそれこそが、今回の映画のテーマなのです。by K. Hattori

エンド・オブ・バイオレンス
1998/01/16 松竹第1試写室
ポリティカル・サスペンスをなんでホームドラマ風に演出するの?
ヴェンダースのひねくれぶりに頭を痛める。by K. Hattori

陽炎IV
1998/01/16 松竹第1試写室
高島礼子の大根ぶりに加え、脚本の不備、演出の力の無さが目立つ。
柴俊夫が昔気質のやくざを好演しているのが救い。by K. Hattori

この森で、天使はバスを降りた
1998/01/15 シャンテ・シネ1
この映画を観るのは2度目だけど、ラストではやっぱり泣いてしまった。
絵画のように美しいギリアドの景色が目にしみる。by K. Hattori

台北ソリチュード
1998/01/14 シネセゾン試写室
かつて近親相姦関係にあった姉弟が、それぞれの人生を歩み出す。
回想シーンの使い方に品がないのが残念。by K. Hattori

パーフェクトサークル
1998/01/14 徳間ホール
ボスニア紛争のさなか、敵に包囲されたサラエボの日常をリアルに描く。
自殺願望の主人公を設定したのが映画のミソです。by K. Hattori

中国の鳥人
1998/01/14 TCC試写室
本木雅弘扮するサラリーマンが、中国奥地で見つけた現代のおとぎ話。
マコ・イワマツ演じる通訳兼ガイドがすごく面白い。by K. Hattori

リング
1998/01/14 東宝第1試写室
見たものは7日目に死ぬと噂されている呪いのビデオを巡るミステリー。
この映画を観た後は、しばらくテレビが見られない。by K. Hattori

ポストマン
1998/01/13 丸の内ピカデリー1(試写会)
『ダンス・ウィズ・ウルブズ』以来7年ぶりのケビン・コスナー監督主演作。
物語のアイデアは面白いのに、演出が平板すぎる。by K. Hattori

背徳小説
第2章
1998/01/13 銀座シネパトス
オシリとオッパイが画面を埋め尽くすイタリアン・セックス・コメディ。
主人公を演じたクラウディア・コールが美人! by K. Hattori

ジェファソン・イン・パリ
若き大統領の恋
1998/01/13 ユニジャパン試写室
フランス駐留大使時代のトマス・ジェファソンを描く歴史劇。
意外や意外、ニック・ノルティが抜群にいい。by K. Hattori

ゲット・オン・ザ・バス
1998/01/12 ソニー映画試写室
黒人たちが1台のバスで首都ワシントンを目指すロードムービー。
1996年に製作されたスパイク・リー監督作品。by K. Hattori

クロノス
1998/01/12 シネセゾン試写室
ハリウッドはこの映画を観て、監督に『ミミック』を作らせた。
情感たっぷりに描く現代吸血鬼の物語。by K. Hattori

ジャッキー・ブラウン
1998/01/09 ヤマハホール(試写会)
クエンティン・タランティーノ最新作。今回は出演なしで監督に専念。
今までのタランティーノを期待すると、ちょっと肩透し。by K. Hattori

シャドウビルダー
1998/01/08 GAGA試写室
マイケル・ルーカー演ずる武装神父が、復活した悪魔と一騎討ち。
悪魔のデザインがなかなか凝っているのは見もの。by K. Hattori

ムトゥ
踊るマハラジャ
1998/01/07 徳間ホール(試写会)
華麗なるインド・ミュージカルの世界を垣間見られる豪華な逸品。
ヒロインのミーナがとにかく可愛。by K. Hattori

いますぐ抱きしめたい
1998/01/06 ユーロスペース
ウォン・カーウァイの映画監督デビュー作。10年の時の流れに感慨。
演出は粗削りだけど、ポイントは押さえてます。by K. Hattori

クリスマスに雪はふるの?
1998/01/06 シネ・ヴィヴァン・六本木
どんなに大きな不幸も、それに気がつかない内は幸せに感じる。
根本的な救いがないから、後味は悪い。by K. Hattori

七人の侍
1998/01/02 大井武蔵野館
三船敏郎の追悼も兼ね、平成10年の正月はこれでスタートだ!
いつ観ても、何度観ても面白い映画です。by K. Hattori



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