映画かわら版
Title Index


1998年5月

素浪人罷通る
1998/05/30 近代美術館フィルムセンター
天一坊事件の主犯とされる山内伊賀亮を阪東妻三郎が熱演。
天一坊が本当に将軍御落胤だったという話。by K. Hattori

ビッグ・リボウスキ
1998/05/29 徳間ホール
コーエン兄弟の最新作がコメディ映画で一安心。
ミュージカル演出には嬉し泣き。by K. Hattori

ピースキーパー
1998/05/29 KSS試写室
この手の映画を2度観るなんて、僕にしては珍しい。
2度観てもテーマは色褪せません。by K. Hattori

月の出の決斗
1998/05/28 近代美術館フィルムセンター
『狐の呉れた赤ん坊』と同じ、阪妻・丸根コンビの作品。
占領下の映画なのに、チャンバラがある! by K. Hattori

フレンチドレッシング
1998/05/28 徳間ホール
高校教師と男女生徒の奇妙な同棲生活の顛末……。
映画全体に不思議な色気がある。by K. Hattori

くノ一忍法帖
柳生外伝
1998/05/28 ユニジャパン試写室
山田風太郎原作の荒唐無稽な時代劇アクション映画。
もう少し画面に色気を出してくれ! by K. Hattori

黄落
1998/05/27 中央会館
西村晃最後の出演作だけど、これはテレビドラマじゃん!
NHK出身者にフィルム演出は無理か。by K. Hattori

四つの恋の物語
1998/05/26 近代美術館フィルムセンター
豊田四郎、成瀬巳喜男、山本嘉次郎、衣笠貞之助によるオムニバス。
第1話の脚本は黒澤明。第3話はエノケン主演。by K. Hattori

夢翔る人
色情男女
1998/05/26 東和映画試写室
ポルノ映画作りの舞台裏を描く、業界裏話的なコメディ映画。
映画冒頭にカレン・モクの濡れ場あり。by K. Hattori

まひるのほし
1998/05/26 ユニジャパン試写室
障害者のアート作品とその作家たちを追った記録映画。
監督は『阿賀に生きる』の佐藤真。by K. Hattori

ディープ・インパクト
1998/05/25 イマジカ第1試写室
発見された巨大彗星は地球との衝突コースに……。
パニック描写がおとなしすぎる。by K. Hattori

しあわせになろうね
1998/05/25 KSS試写室
やくざ渡世も明日で終わりという日に起こった大事件。
アイデアは面白いが芝居が駄目。by K. Hattori

SAMURAI FICTION
1998/05/22 シネカノン試写室
MTVやCMのディレクター中野裕之の映画監督デビュー作。
嬉しいかな、正真正銘の時代劇です。by K. Hattori

暗黒街
若き英雄(ヒーロー)伝説
1998/05/22 GAGA試写室
金城武主演の香港版『スカーフェイス』か『嵐を呼ぶ男』。
アクションシーンがすごい迫力! by K. Hattori

狐の呉れた赤ん坊
1998/05/21 近代美術館フィルムセンター
昭和20年に製作された、阪妻主演のチャンバラなき時代劇。
脚本も役者もよい。最後は泣けるぜ。by K. Hattori

冷血の罠
1998/05/21 徳間ホール
哀川翔主演の新作スリラー。監督は『雷魚』の瀬々敬久。
西島秀俊と黒沢あすかが好演している。by K. Hattori

アンラッキー・モンキー
1998/05/20 松竹第1試写室
『弾丸ランナー』のサブ監督最新作にして、彼の最高傑作。
出演者も豪華で重厚な仕上がりです。by K. Hattori

ゴダールのリア王
1998/05/20 TCC試写室
シェイクスピアの「リア王」をゴダールが自由奔放に映画化。
申し訳ないけど、寝てしまいました。by K. Hattori

ウェルカム・トゥ・サラエボ
1998/05/19 日本ヘラルド映画試写室
戦火のサラエボから子供たちを救おうとした人たちの物語。
マイケル・ウィンターボトムの最新作。by K. Hattori

ニルヴァーナ
1998/05/19 TCC試写室
クリストファー・ランバート主演のイタリアン・サイバーパンク。
道具立てが凝っていて楽しめる。by K. Hattori

友情の翼
1998/05/18 日本ヘラルド映画試写室
第二次大戦中のアイルランドにあった捕虜収容所の物語。
話は面白いが演出に冴えがない。by K. Hattori

ジュリアン・ポーの涙
1998/05/18 メディアボックス試写室
突然現れた自殺志願の若い男に小さな町は興奮状態。
クリスチャン・スレーター主演作。by K. Hattori

宇宙ステーション
ミール
1998/05/15 東京アイマックス・シアター
アメリカとロシアが共同で進めている宇宙実験の記録映画。
宇宙旅行が疑似体験できる臨場感。by K. Hattori

THE GROUND
地雷撤去隊
1998/05/15 ユニジャパン試写室
『SCORE』の室賀厚監督が、今度はカンボジアで撮った映画。
脚本をもっと練っておくとよかったのに……。by K. Hattori

キリコの風景
1998/05/15 TCC試写室
函館を訪れた不思議力を持つ男。彼の旅の目的は?
日常と非日常が渾然一体となった魅力。by K. Hattori

ブギーナイツ
1998/05/14 GAGA試写室
ポルノ業界を舞台にした人間ドラマ。これは傑作です。
公開は少し先になりますが大推薦。by K. Hattori

メジャーリーグ3
1998/05/14 東宝東和試写室
人気シリーズ第3弾はマイナーリーグが舞台の新機軸。
定番のストーリーは安心して楽しめる。by K. Hattori

BLUES HARP
1998/05/14 ユニジャパン試写室
やくざ映画の美学を「同性愛」として描く異色作。
監督は三池崇史。注目作です。by K. Hattori

ウィッシュマスター
1998/05/13 徳間ホール
現代に甦ったアラブの悪霊と、聡明なヒロインの一騎打ち。
特殊メイクのアイデアにうなる。by K. Hattori

Uターン
1998/05/13 松竹第1試写室
オリバー・ストーンの最新作はタランティーノ映画の匂いがする。
主演はショーン・ペンだけど脇役が超豪華。by K. Hattori

ズッコケ三人組
怪盗X物語
1998/05/13 東映第2試写室
那須正幹の人気児童文学「ズッコケ三人組」を映画化。
監督は『いちご同盟』の鹿島勤。by K. Hattori

ダウンタウン・シャドー
1998/05/12 ユニジャパン試写室
金城武と陳小春主演のスパイ・アクション映画。大作です。
キャラクターの特徴づけに一工夫ほしい。by K. Hattori

Jam
1998/05/11 テアトル新宿
台北を舞台に描く、ユーモラスなラブストーリー。
リトルモアMOVIESの第2弾。by K. Hattori

プライド
運命の瞬間(とき)
1998/05/11 東映第1試写室
東京裁判でA級戦犯として裁かれた東條英機の最後の戦い。
文句なしの力作だが、脚本に不備がある。by K. Hattori

アナスタシア
1998/05/11 よみうりホール
ロマノフ王朝の皇女アナスタシアがたどる数奇な運命。
FOX製作の大作アニメーション映画。by K. Hattori

長くつ下のピッピ
1998/05/09 中央会館
リンドグレーンの名作をアニメーション映画化。
日本語版は歌の録音に難あり。by K. Hattori

レインメーカー
1998/05/08 GAGA試写室
ジョン・グリシャムの「原告側弁護人」をF・コッポラが映画化。
久々に見応えのある法廷物ドラマだ。by K. Hattori

夏の夜の夢
1998/05/08 東和映画試写室
RSCのエイドリアン・ノーブルが演出したシェイクスピア喜劇。
舞台劇風の演出が面白いけど……。by K. Hattori

ピンク・フラミンゴ
〈特別篇〉
1998/05/08 日本ヘラルド映画試写室
'72年にジョン・ウォーターズが撮ったカルト・ムービー。
体調整えて見ないと映画に負けるよ。by K. Hattori

のど自慢
1998/05/07 徳間ホール
人気番組「のど自慢」に参加する人々が抱える人生模様。
これは文句なしに面白い。ヒットしてくれ。by K. Hattori

ブルース・ブラザース2000
1998/05/07 UIP試写室
カルト映画『ブルース・ブラザース』の18年ぶりの正式続編。
音楽場面では自然に身体が動き出す。by K. Hattori

ミステリアス ピカソ
〜天才の秘密〜
1998/05/07 ユニジャパン試写室
1956年に製作された天才画家パブロ・ピカソの記録映画。
ピカソの作品制作過程が全部わかります。by K. Hattori


1998/05/06 メディアボックス試写室
気持ちの離れた家族が、息子の病気をきっかけに崩壊する。
台湾の異才・蔡明亮監督の作品。by K. Hattori

ラブ・レター
1998/05/06 松竹第1試写室
中国人の出稼ぎホステスと偽装結婚したチンピラヤクザの話。
浅田次郎の原作を森崎東監督が映画化。by K. Hattori

幕末のスパシーボ
1998/05/05 有楽町朝日ホール
「スパシーボ」はロシア語で「ありがとう」の意味。
日露和親条約締結の裏話を描く。by K. Hattori

地球が動いた日
1998/05/05 有楽町朝日ホール
阪神淡路大震災で罹災した小学生たちを描くアニメ映画。
話は本物の迫力で、思わず涙した。by K. Hattori

栄光へのシュプール
1998/05/05 有楽町朝日ホール
冬季五輪で日本人初のメダリストとなった猪谷千春の伝記映画。
スキー場面にもう少し迫力がほしかった。by K. Hattori

みちくさ日和
1998/05/04 有楽町朝日ホール
映像による絵本のようなファンタジックな物語だが……。
中身はサイレント映画のイミテーション。by K. Hattori

傘をさがす
1998/05/04 有楽町朝日ホール
日映協フィルムフェスティバル学生映画最優秀作品。
脚本がひとりよがりで共感できない。by K. Hattori

ろくでなしBLUES'98
1998/05/04 有楽町朝日ホール
前田憲作主演で描く、シリーズ第2弾。監督は室賀厚。
アクション・コメディの快作です。by K. Hattori

悪名
1998/05/03 有楽町朝日ホール
勝新太郎と田宮二郎がコンビを組んだ痛快娯楽作。
勝新はこれでスターになった。by K. Hattori

銀嶺の果て
1998/05/03 有楽町朝日ホール
黒澤明の脚本「山小屋の三悪人」を谷口千吉が監督。
これが三船敏郎のデビュー作です。by K. Hattori

新諸国物語 笛吹童子
第一部・どくろの旗
1998/05/03 有楽町朝日ホール
萬屋(中村)錦之助の東映入社第1作。今観ると内容は……。
彼がアイドルだったということはよくわかる。by K. Hattori

狂った果実
1998/05/03 有楽町朝日ホール
石原裕次郎の主演デビュー作は、今観てもけっこう新鮮。
40年前に作られた青春映画の古典。by K. Hattori



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