映画かわら版
Title Index


1996年10月

楽園の瑕
1996/10/27 銀座テアトル西友
『天使の涙』が夜の映画だとすれば『楽園の瑕』は昼の映画。
野心的な映像だが作り手の疲れが観客にも伝わる。by K. Hattori

ザ・ロック
1996/10/27 日劇東宝
キャラクターの面白さ、アクションの切れ味、適度なユーモア、
悲壮なまでの忠誠心、家族に対する愛情。傑作。by K. Hattori

アライバル
−侵略者−
1996/10/27 東劇
謎の電波を観測したチャーリー・シーンが命を狙われる。
環境問題をからめたのはアイディア賞。by K. Hattori

ケロッグ博士
1996/10/20 ユーロスペース
コーンフレークの発明者ケロッグ博士は実在の人物。
博士の健康センターを舞台にしたコメディ。by K. Hattori

天使の涙
1996/10/20 シネマライズ
『恋する惑星』が大ヒットしたウォン・カーウァイの新作。
金城武がひとことも喋らない人物を好演。by K. Hattori

わが心の銀河鉄道
宮沢賢治物語
1996/10/20 渋谷東映
松竹の『宮澤賢治・その愛』との差違の間に本物の賢治がいる。
賢治が好きな人は両方観なきゃだめよ。by K. Hattori

スクリーマーズ
1996/10/20 東條会館(試写会)
フィリップ・K・ディックの傑作短編のふやけた映画化。
脚本が映画の独自性を生かしきれていない。by K. Hattori

ナッティ・プロフェッサー
クランプ教授の場合
1996/10/18 日比谷映画
特殊メイクでエディ・マーフィがひとり7役するのが見どころだが、
正統派のコメディ映画としてもよくできた傑作。by K. Hattori

スナイパー/狙撃
1996/10/16 東劇
ラッセル・マルケイの映像美を期待したのに見事に不発。
アクションの冴えも今ひとつ。by K. Hattori

ケーブルガイ
1996/10/13 丸の内ピカデリー2
ジム・キャリーが好きな人は大喜びする映画だけど……。
とっちつかずの中途半端な映画。by K. Hattori

お嬢さん乾杯
1996/10/13 並木座
元華族のご令嬢と修理工場の青年社長のロマンス。
昭和24年の木下恵介監督作品。by K. Hattori

二十四の瞳
1996/10/13 並木座
名作はいつまでも名作ではないが、名場面だけは残る。
木下恵介の昭和29年作品。by K. Hattori

ひまわり
1996/10/10 銀座文化劇場
戦争の記憶がなくなったことで往年の名作も色褪せた。
観客はドラマの背景が理解できない。by K. Hattori



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